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世界経済への影響-その1-

最近の暴落の最大の原因は、リスク資産への投資への不安が生じ、多くの投資家が回避していることである。しばらくは「羹に懲りて膾を吹く」状態が続くでしょう。しかし、不安、恐怖は時間がいやしてくれる。

相場には必ず調整がある。調整には2種類あり、値幅調整、日柄調整と呼ばれる。値幅調整と言うのは、相場があるべき額よりも大きく上昇した場合に発生する下落の額である。すでに15%ほど下落しており、じゅうぶんである。日経平均の株価収益率(PER)は通常20倍程度であるが、18倍を切った時期もあり、かなり割安である。これからみても、値幅調整はじゅうぶんである。

日柄調整と言うのは、上昇下落を繰り返し相場を冷やす期間をさす。下落が始まったのは7月下旬であり、まだ不じゅうぶんである。通常数か月かかるという。しかし、このまま世界経済が好調なら、半年もかからず株価も戻してくるでしょう。

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