しかし、株価暴落後の過去の歴史を振り返ってみると、意外にもバブルが起こっている。株価暴落後のために利下げを行い、これによってバブルが発生している。
●例
1987年
ブラックマンデー → 日本の低金利 → 日本の株式・不動産バブル
1997年
アジア・ロシア危機 → アメリカの利下げ → ITバブル
のようにである。
2007年のサブプライム危機により、アメリカの利下げが行われようとしている。
実体経済がそれほど弱くないときの利下げなので、株のバブルが発生する可能性もある。2008年、株式は再度大幅高というシナリオもじゅうぶんにあり得る。ぎゃくにアメリカの実体経済への波及が起こり、ずるずると下げていくこともあり得る。
未来は神のみぞ知る。あくまでも、余裕のある投資を心がけてください。